2023年05月20日
腰痛のお話4(最終章)

みんなで骨盤後傾、困りますね~!
骨盤後傾を改善して、かっこいい正座で座りましょう。
実はこの正座という形の作法は、約300年前の江戸城内から始まったそうです。
江戸城内では、家臣の殿様に対する服従の意思を正座によって表していたのです。
正座なら、家臣もすぐに立ち上がって刀を抜けないので、殿様も安心ですね。
その後、明治時代以降の畳の普及により、庶民にも正座が広まっていったのです。
昔は正座という名前ではなく、危座(きざ)といって、罪人を長時間座らせることで、苦痛で自白させるためのものでした。
他の説もありますが、正座と呼ばれるようになったのは、明治時代からと言われています!!
時代とともに、座り方も変わっていきますね。
でも、楽な座り方は、筋肉も落ちて、骨盤後傾になる座り方であることを頭に入れておきましょう・・・
2023年05月18日
腰痛のお話3

若くても骨盤後傾が増えている理由は・・・
最近は、長時間に渡り床に座っている機会が減っているからではないでしょうか。
数十年前までは、お葬式や近隣住民の会合などで長時間、床に座っていることが多かったですよね!
今はどこ行っても、椅子があります。
椅子やソファー、座椅子、壁などへの寄りかかりなどで、骨盤後傾が進みます。
そうなると骨盤を立たせたくても、後傾したまま固まっているので、立たせようがないのです。
胡座(あぐら)や正座で座れたとしても、背中は丸いまま!!
正座で、両手で太ももを押さえて座ればなんとか形になりますがね・・・
骨盤後傾は、現代病のようです。
この話の続きは、また次回。
2023年05月16日
腰痛のお話2

江戸時代以前までは、腰痛に悩まされる人は少なかったことの理由は・・・
働く時間が短くてストレスが少ないこと、健康的な和風の食事だったこと、背もたれのある椅子がなかったこと、着物を着ていたことなどでしたね。
椅子が、なぜ必要ではなかったかというと、子供の頃から大人になっても男女ともに胡座(あぐら)など、楽な座り方をしていたからです。
胡座といっても、足の裏同士を合わせた形が多かったようです。
楽な座り方ですが、骨盤を立てていないと、後ろに倒れてしまいますよね。
これが良かったのです。もちろん徳川家康公もそうでした!
腰痛になりやすい骨盤の後傾のほとんどの原因は、椅子やソファーの背もたれへの寄りかかりです。
最近は若くても骨盤後傾が増えているそうですよ!
この話の続きは、また次回
2023年05月13日
腰痛について

昔の日本に腰痛は、ほとんどなかった!
江戸時代以前までは、腰痛に悩まされる人は少なかったということをご存知でしたか?
理由は色々な説があります。
働く時間が短くてストレスが少ないこと、健康的な和風の食事だったこと、背もたれのある椅子がなかったこと、そして、洋服を着ていなかったこと・・・・
着ていたのは着物ですね。(無料イラストより)
着物は帯で締めていますよね。
この帯がコルセットの代わりになったようですね。
しかし・・・・・
いろいろ調べたら、もう一つありました。
それは、また次回のお楽しみということで。
2023年05月06日
島田軌道
子供の頃、両親から聞いていた、人力トロッコの跡・・・
正確には、島田軌道といいます。
兄が島田図書館で調べてくれたので、2人でウオーキングを兼ねて探査してみました。
向谷(むくや)から島田駅までを結んでいた人車鉄道で、
大井川上流から河運で向谷に陸揚げされた木材を輸送するために建設されたそうです。
1959年に廃止されましたが、人車鉄道では、最後まで残った貴重な軌道です。
探査では、行ったり来たりしましたが、確認が可能な所まで、到達する事ができました。
なんと、14000歩でした~
でも、明治時代からの歴史を辿ったような感じで楽しく歩く事ができました。